「いくつかのビジネス上の不適切な意思決定、そして最終的には野心を超えた現実が、チームとしての我々に多大な悪影響を及ぼした」と続けたギラム。
「TOCAと(BTCC運営責任者の)アラン・ゴウは非常に協力的で、この困難な時期に私を支えてくれたすべての人に感謝したい。修復しなければならないことはたくさんあるが、再建は始まっている。我々はあるべき姿、あるべき場所に戻るため戦い続ける」
そんなチームは、昨季後半戦にもBTCCグリッド上で当時17歳の史上最年少ドライバーとして招集したデレオンを引き続き起用する。
「すべての要素をまとめるのは簡単ではなかったけれど、この機会を提供してくれたすべての人に感謝の意を表したい」と語った、こちらもシリーズ史上初のフィリピン出身ドライバーとなるデレオン。
「昨年のチーム・ハードが多くの課題に直面したことは知っているけど、年間6台のマシン運用で苦労していた可能性は否定できない。そこが今季は2台のマシン運用に集中できるし、ドライバーとして競争力のあるパッケージが提供され、シーズンを通しての集中力を示すことができると確信している」
「BTCCはこの国で最も要求が厳しく、競争の激しいチャンピオンシップであることに疑いの余地はなく、それがまさに僕がグリッドに上がるために懸命に努力した理由だ。トニー(代表)のサポートがなければ、このようなことは実現できなかったと思うし、全身全霊で2024年の戦いに向かおう!」
そして引き続きブリストル・ストリート・モータース・ウィズ・エクセラー8として『ヒョンデi30ファストバック Nパフォーマンス』を走らせ、すでに2022年王者トム・イングラムとトム・チルトンの残留を発表していたエクセラー8は、同じく2年目となるニック・ハルステッドの継続起用もアナウンスしている。


