開幕戦から3週間のインターバルを経て、アウトドローモ・ヴェロチッタで開催されたSCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”第2戦は、このラウンドで通算300レースの節目を迎えた3連覇王者ダニエル・セラ(ユーロファーマRC/シボレー・クルーズ)が、金曜フリープラクティス(FP)と土曜予選で最速タイムを記録する幕開けに。
しかし今季2024年より導入された新フォーマットの土曜スプリントでは、移籍2戦目のフェリペ・マッサ(TMGレーシング/シボレー・クルーズ)が昨季終盤から続く連続表彰台記録を更新。最後はリカルド・ゾンタ(RCMモータースポーツ/トヨタ・カローラ)を抑え切ってシリーズ通算3勝目を飾り、日曜メインレースが豪雨による開催中止に追い込まれたことから、自身初の選手権首位浮上を果たしている。