投稿日: 2024.06.26 19:09
更新日: 2024.06.26 19:45
更新日: 2024.06.26 19:45
コース上で“停車リセット”もなお最速。フォードの怪物EVトラック『F-150』が総合優勝/PPIHC
autosport web
「フォードのEVがもっとも困難な課題に取り組み、それを完遂する進化の過程は、我々のチームがプログラムに注いできた努力と献身の大きな証だ」と語るのは、おなじみフォード・パフォーマンスのモータースポーツ部門でグローバルディレクターを務めるマーク・ラッシュブルック。
「昨年のパイクスピークではスーパーバン4.2から多くのことを学び、その知識を今年のレースに応用することができた。ここから先は、さらに上を目指すよ」
その言葉を受けたデュマも「フォード・パフォーマンスとともにこの勝利を達成できたことを光栄に思う」と、任務完遂に胸を撫で下ろす。
「このイベントのすべてがチャレンジなんだ。他のレースとは異なり、チャンスは1回切りだからね。僕らは序盤で困難に直面したが、それが残りのレースで失われた時間を取り戻すという決意をさらに強めるキッカケとなったんだ」
その他の主要クラスでは、ダニ・ソルド(エキシビション)が9分30秒852、コール・パウエルソン(オープンホイール)が9分33秒222、デイビッド・ドナヒュー(タイムアタック1)が9分49秒029で、それぞれクラス優勝を達成。そのタイムアタック1にDE5型『アキュラ・インテグラ・タイプS』で参戦したインディカーやIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のスターであるキャサリン・レッグは、雨混じりの冷涼な予選から決勝は快晴で高温となり、山岳高地のエンジン吸気と冷却面で厳しい条件のもと、10分51秒359のタイムでクラス5位フィニッシュを果たしている。
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