更新日: 2024.07.19 15:36
世界戦併催TCR南米ラウンドにて、ネルソン・ピケJr.が先代シビックRで初参戦「前輪駆動は新たな課題」
そのアナウンスに伴って発表されたエントリーリストには、総計28台のクルマがインテルラゴスに集結することが記載された。なかでも世界戦のポイントリーダーに君臨するノルベルト・ミケリス(BRCヒョンデN スクアドラ・コルセ/ヒョンデ・エラントラN TCR)は、今季も持ち味の一貫性を見せてシーズン開幕戦のヴァレルンガを制して以来、ここまで未勝利にも関わらず22ポイントのリードを維持する。
ライバルのヤン・エルラシェール(リンク&コー・シアン・レーシング/リンク&コー03 TCR)も今季2勝を挙げた唯一のドライバーとして、ミケル・アズコナ(BRCヒョンデN スクアドラ・コルセ/ヒョンデ・エラントラN TCR)に2ポイント差をつける。
さらにその4ポイント背後には、ホンダのエース格であるエステバン・グエリエリ(ゴート・レーシング/FL5型ホンダ・シビック・タイプR TCR)が控えており、地元の南米大陸2連戦でグエリエリ自身もまた、今季初の勝利を狙っている。
一方、迎え入れるTCRサウスアメリカではファン-アンヘル・ロッソ(パラディーニ・レーシング/トヨタ・カローラGRS TCR)がランク首位に立ち、それを5ポイント差でペドロ・カルドゥソ(PMOレーシング/プジョー308 TCR)が追う展開に。
そのうえで、今季第2戦よりシリーズ本格参戦を開始したマティアス・ロッシ(トヨタ・チーム・アルゼンティーナ/トヨタ・カローラGRS TCR)や、同リオネル・ペーニャ(PMOレーシング/プジョー308 TCR)などアルゼンチンが誇る現代の名手たちが、世界戦レギュラーたちにどのような勝負を挑むかにも注目が集まる。