新開発BEV(バッテリーEV)車両により、華々しく新時代の幕開けを迎えたSTCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権だが、この8月末に予定されていたヘルシンボリ港湾地区での“Head 2 Head(ヘッズ・トゥ・ヘッズ)”戦を、急きょ「2025年に延期する」と発表。その代替として、9月開催のクヌットストープ戦で追加ラウンドに置き換えることをアナウンスした。
シリーズ肝入りで開発を進めた共通電動キットのサプライ問題に端を発し、昨季2023年度のチャンピオンシップ中止も経験した新生STCCは、この6月にもヨーテボリ市街地の特設トラックにてエレクトリック時代が幕を開けた。