更新日: 2017.05.31 11:03
DTM:メルセデスAMGがジュンカデラをリザーブ起用。eレーサーとも対決
ジュンカデラとは別に、現在FIAヨーロピアンF3に参戦中のギュンターもDTMリザーブを務めるが、フリッツによれば「(ヨーロピアン)F3はDTMとの併催戦も多く、彼にはF3でのレースに集中してほしい」との思惑から、これらの機会にジュンカデラの出番が巡ってくることになりそうだ。
また、引き続き17年シーズンもスポーツサイレンサー製造のトップメーカーであるレムスが、メルセデスAMGモータースポーツDTMとの公式パートナー契約を締結。同時に、DTM共通パーツとなるインコネル製のサイレンサーも供給する予定となっている。

さらに、こちらも昨年に引き続きDTMシーズンと並行して、バーチャル空間による“DTMシーズン”も開幕。メルセデスAMGが主導するのは、PC向けのマルチメディア・ゲームプラットフォーム『Steam(スチーム)』で4月26日から提供が開始されている『eReacing Competition』で、ユーザーはeレーサーとして実際のDTMイベントの週末に行われるレースに参戦可能。
プレ・セッションまでに上位タイムを記録した17名までのeレーサーは、メルセデスAMGのカスタマー・レーシング部門で活躍するドライバーたちを相手に、実際にDTM本戦がスタートする日曜現地13時からの決勝に挑み、リザルトに対応したシリーズポイントが与えられる。

最終戦までに成績優秀者上位6名がホッケンハイムのフィナーレに招待され、現地でDTMワークスドライバー6名とのバトルに挑む。また、このトップ3ドライバーには、実際のAMGドライビング・アカデミー参加資格も授与される。