ポストシーズンも終盤戦、最終『Championship 4』への進出を賭けマーティンスビル・スピードウェイで争われたNASCARカップシリーズ第35戦『エクスフィニティ500』は、ディフェンディングチャンピオンのライアン・ブレイニー(チーム・ペンスキー/フォード・マスタング)が晴れて『Round of 8』最後のウイナーに。
一方、残る1枠を争ったクリストファー・ベル(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリXSE)とウイリアム・バイロン(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・カマロ)のふたりは、誰も“追い抜こうとしない”シボレー艦隊を引き連れたHMS陣営の戦いぶりに対し、タイブレークからの必要な1ポイントを奪うべく、僚友ダレル“バッバ”ウォレスJr.(23XIレーシング/トヨタ・カムリXSE)に“道を譲られた”ベルが、直後のターン3でまさかの動きを見せる。