投稿日: 2024.11.16 06:50
更新日: 2024.11.16 00:21
更新日: 2024.11.16 00:21
予選最速のトヨタ、マティアス・ロッシは届かず。王者リオネル・ペーニャが3連覇達成/TC2000第10戦
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土曜現地午後17時10分にスタートが切られた20分+1周のレース1は、南米特有のインバーテッド・グリッド規則により予選4番手タイムだったアルドリゲッティがポールからターン1に向かうと、すぐ隣に並んでプレッシャーを掛けてきた僚友のチャンピオンを抑え込むことに。
その瞬間から、アルドリゲッティは懸命にトップポジションを守り抜き、2位のペーニャと3ポジションアップで3位まで這い上がったロッシを従え、キャリア通算3勝目を飾ってみせた。
これで明けた日曜のレース2もふたたびアルドリゲッティとペーニャのフロントロウでシグナルが消えると、前日同様にアウトサイドからの仕掛けで今度は現役王者がオーバーテイクに成功。そのまま18周を走破し、ペーニャが自身4度目の王座をシリーズ3連覇で飾るとともに、チームとルノーのブランドにもチャンピオンシップ制覇の栄誉をもたらした。
残る最後の表彰台には、最後までYPFホンダRVレーシングのフランコ・ヴィヴィアン(ホンダ・シビックTC2000)を抑え切ったロッシが続くも、この時点でランキング首位のペーニャが310点、同2位ロッシが215点と逆転不可能なポイント差まで開き、各タイトル争いは終焉を迎えることとなった。
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