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投稿日: 2024.11.22 12:48
更新日: 2024.11.22 12:49

トヨタ陣営の23XIとフォードのRFKが、来季2025年NASCARカップシリーズにて3台体制に拡充


海外レース他 | トヨタ陣営の23XIとフォードのRFKが、来季2025年NASCARカップシリーズにて3台体制に拡充

 その一方で、長引く様相を見せる来季チャーター契約を巡る法廷での訴訟問題に直面するトヨタ陣営の23XIレーシングだが、今季2024年にレギュラーシーズン王者を獲得したタイラー・レディックの45号車と、同ダレル“バッバ”ウォレスJr.の23号車に加えて、チームのチャーター契約購入可否は未発表ながら、ハーベストのために35号車のトヨタ・カムリXSEを準備している。

「23XIとトヨタに加わり、毎週カップシリーズでレースをする機会を得られたことを光栄に思っているよ」と、すでにエクスフィニティ・シリーズでは175戦中3勝を挙げ、5年間のフルシーズンを経験したハーベスト。

「カップでフルタイムを戦うことは、NASCARを始めた頃からの目標だった。このような実績と意欲にあふれたチームでカップキャリアをスタートできることに興奮している。23XIが短期間で成し遂げたことは素晴らしい軌跡であり、組織が成長するにつれ彼らの成功をさらに発展させていきたいと思う」と続けたハーベスト。

「また、モンスターエナジーの代表として引き続き活躍できることも素晴らしいことだし、NASCARで彼らの歴史にさらに貢献できることに興奮している」

 依然としてフォード陣営のフロントロウ・モータースポーツ(FRM)とともに、NASCARを相手取った独占禁止法違反の申し立てを続ける23XIだが、米国地方裁判所は両陣営から提出されていた『仮差し止め命令』の申し立てを却下。これでチャーター契約は12月31日をもって期限を迎えることとなり、チャーター権を所有するチームには各レースの出場枠と賞金の一部が保証されるものの、オープン登録ではそれより大幅に少ない金額しか受け取れない。

 その条件を踏まえ、チームは主任弁護士のジェフリー・ケスラーを通じて11月16日付で「NASCARがオープン契約の反競争的リリース要件を削除したため、23XIは2025年にオープンチームとしてレースに参加できるようになる」とのリリースを流していた。

「23XIは来季で創設5シーズン目を迎えるため、3台目のクルーを追加して組織の成長を続けるのにちょうど良い時期だと感じた。ライリー(・ハーベスト)は私たちにピッタリのドライバーだと思うよ」と、現時点でも来季チャーター獲得のための『仮差し止め命令』申し立て却下に対する控訴を続ける23XIチーム代表のスティーブ・ラウレッタ。

「バッバとタイラーのふたりとも非常に強固な基盤を築いており、カップシリーズでの旅を始めるライリーにとって、彼らが素晴らしいリソースになることは間違いないね」

新たにモンスターエナジーからの支援を受けるライリー・ハーべストが23XIレーシングに移籍加入しカップ昇格を果たす
チームは「23XIは2025年にオープンチームとしてレースに参加できるようになる」とのリリースを流していた


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