午後に開催されたレース2では、トリプルエイト・レースエンジニアリングのMG6をドライブするダン・ロイドが、オープニングラップでチームメイトのアーロン-テイラー・スミスとのバトルでバリアに激突し、そのまま宙を舞う大クラッシュが発生し赤旗に。
バリア修復のため1時間のサスペンデッドの後、規定の半分の周回数で再開となり、ニール、シェドン、ゴフと、レース1の順位そのままにリスタートが切られた。しかし、最初のコーナーでニールのパワーステアリングにトラブルが発生しスローダウン。


WSRのBMW125i Mスポーツをドライブするロブ・コラードが6番手から3番手までジャンプアップしシェドンに迫ると、2周目には軽さに勝るBMWが先行しシェドンは2番手に後退。そのままBMWのコラードが勝利。シェドン、イングラム、ゴフと続く結果となった。

ディレイとなったレース3は、リバースポールからスタートしたターキントンのBMWが一度も先頭を譲ることなく危なげない完勝劇。イングラム、ゴフが表彰台に乗り、シェドンが4位に。パワステトラブルを解消したニールは10位に入るも、シケインカットのペナルティで0.5秒が加算され11位。貴重な1ポイントを失うこととなった。

次戦となる第4戦オールトンパークは、2週間後の5月20~21日に開催される。