Q2ではパワーが1分7秒代に突入しコースレコードを更新。モントーヤが2番手、カストロネべス、ニューガーデンと続きペンスキーが1-2-3-4でファストシックスへ進む。ホンダ勢のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)とブルデーがパジェノーのタイムを上回り、ペンスキー全車Q3進出を防ぐかたちに。
ポールを決めるファイアストン・ファストシックス。パワーはチームメイトたちさえも寄せ付けない1分7秒7044を記録。今季3度目、自身47回目のポールはチーム・ペンスキーにとってインディカー通算250回目の記念すべきポールポジションとなった。

「ユーズドタイヤでのクルマが素晴らしかったよ。ファストシックスでも、素晴らしいバランスで本当に素晴らしいラップを走れた」
「本当にいいレースになるだろうね。毎週ドアをたたき続けているけど、すぐにその場所へ行くつもりさ。なにが起きてもこのポジションを守る。それが計画さ」と勝利を渇望するパワー。
2番手にはカストロネべス、3番手にニューガーデン。モントーヤは5番手から久々のレースに挑む。

ここまで5戦でポールを獲得しているのはパワーとカストロネベスのみ。2014年のデトロイト戦以来3年間勝利のないカストロネベスは決勝での巻き返しを狙う。
「チームメイトを倒すのは難しいだろうね。彼らはすべていい状態で、すばらしいショットを持っている。だから毎週のように、できるすべてのことをやらないといけない。後ずさりはできないよ」