4月11〜13日にバーレーン・サクヒールで開催された2025年FIA F2第2戦。昨年は予選を5番手で終えていたサクヒール戦だけに、参戦2年目を迎えた宮田莉朋(ARTグランプリ/TGR-DC)の走りには初日から注目が集まった。ただ、宮田は予選を19番手で終えることになり、2度の決勝では大幅に順位を上げるも、入賞には届かなかった。
「セクター2のパフォーマンスがテスト(3月26〜28日に同地で行われた3日間のインシーズンテスト)の段階から足りておらず、予選1セット目のアタックもチームメイトと比較してセクター2でタイム差があり、2セット目のアタックではドライビングでカバーしようとプッシュしました」と、宮田はレースウイーク後の取材で明らかにした。
しかし、そのアタックで宮田はターン8でタイヤをブレーキロックさせてしまい、セクター2はチームメイトとの比較で0.7秒遅れることになった。