投稿日: 2017.05.15 12:14
更新日: 2017.05.16 11:09
更新日: 2017.05.16 11:09
FIA F2開幕戦の躓きを払拭した松下「アグレッシブに行こうと決めていた」
Mineoki Yoneya
「本当に長かったですね。でも昨日も今日も1周目の攻め方とかアグレッシブな走りを見せられたと思いますし、どんなシチュエーションでもポジションを上げていけるというのは見せられましたから、そこは自信を持っていけています」
松下はこの週末、何度も「今年は違う」と口にした。気持ちで負けてしまった去年の教訓を生かし、攻めの姿勢を強く意識している。
「この世界は躊躇なんかしていたらあっという間に終わっちゃいますから、1年が。だからアグレッシブに行こうっていうのは自分で決めいていたし、それが成功すればまた自信にもなるし、その積み重ねでどんどん良い流れができてくるんです。速いヤツってそういう力があると思いますからね」
これでランキング5位に浮上した松下だが、首位独走のルクレールとはまだ42点の差がある。それでも、開幕ラウンドの躓きを払拭し追撃態勢に入ったと言えそうだ。
「今回は4位と1位でポイント的にも良かったし、今はまだポイント差も離れていますけど、レース1も2もこういうレースを続けていければ、追い付いていけると思います。一番苦手なバルセロナでこれだけのレースができたし、これからモナコ、バクー、オーストリアと得意なサーキットでどんどん表彰台を獲っていきたいと思っています」
アグレッシブに生まれ変わった松下の3年目のシーズンが楽しみになってきた。