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投稿日: 2017.05.15 18:33
更新日: 2017.05.15 18:34

2週間に渡る戦い。2017年のインディ500走行スケジュールをチェック


海外レース他 | 2週間に渡る戦い。2017年のインディ500走行スケジュールをチェック

 インディ500の予選は4周の平均スピードで争われ、予選出走順はくじ引きによって決まる。上位9台が翌日にポールポジションから9番手までを争うファスト9に進出し、10位以下は10番手から33番手のグリッドを争うセッションへと進む。

 17時50分までの走行時間内なら何度でもアタックが認められており、全車が一度アタックを終えると、各車が再度アタックを行っていく。ここまで出した順位を捨ててアタックするドライバーが優先され、保守的にでるか積極的にアタックするか戦略が分かれるところだ。

どちらのレーンに並んでアタックの順番待つのかが戦略の分かれ目に
どちらのレーンに並んでアタックの順番待つのかが戦略の分かれ目に

 21日日曜日はポールデーと呼ばれインディ500の全33グリッドが決定する日だ。30分ずつのプラクティス走行が終わると、前日の10番手以降が登場しグリッド10位から33位を争うセッションが14時45分から16時45分まで行われる。

 前日の33番手から順に一度だけのアタックを行い、その平均スピードによって10位から33位までのグリッドを決定する。今年はフルグリッドとなる33台がエントリーしたため、予選通過を争うインディ500恒例のバンプアウトは昨年同様行われない。

 そして、17時から17時50分までが9台でポールポジションを争うファスト9が行われる。前日の9番手から順にアタックを行い、ポールポジションから9番手までのグリッドを決定する。ポールポジション獲得の賞金は10万ドルだ。

2016年はジェームズ・ヒンチクリフがポールポジションを獲得した
2016年はジェームズ・ヒンチクリフがポールポジションを獲得した

■2回のプラクティス走行を経て決勝レースへ

 ポールデーの翌日月曜日にも12時30分から16時までプラクティス走行が行われる。ここからはロングランなどを行い、決勝レースに向けてセッティングを変更していく

 3日間の休みを経て、26日はカーブデーと呼ばれる決勝レース前最後の走行が行われる。走行時間は11時から12時と1時間と短いものだ。

40万を超える大観衆が見守るなかスタートセレモニーが進行していく
40万を超える大観衆が見守るなかスタートセレモニーが進行していく

 2017年の決勝レース日は28日だ。11時35分(日本時間29日0時35分)よりドライバー紹介がスタートし、伝統のオープニングセレモニーが行われていく。そして、12時14分(日本時間29日1時15分)にスタートコマンドが予定され、全車がエンジンを始動。12時19分(日本時間29日1時19分)に200周500マイルのレースがスタートする。

 アロンソの参戦でより注目が集まっている2017年のインディ500。トップでチェッカーフラッグを受け、勝利のミルクの飲むのはどのドライバーか?


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