「僕たちが今日やったことを喜んでいるよ。とても競争力があったと思うよ。両方のセッションで最速になりたいと思っていたけど、良い一日になったね」
アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)は、3番手のタイムを出すもセッション中盤にターン8でスピンを喫している。
4番手にはシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)、ミカエル・アレシン(シュミット・ピーターソン)が5番手と続いた。

午前中のセッションを12番手で終えた佐藤琢磨は、午後にタイムを更新。総合7番手で調子を上げて初日を終えた。
「生産的な一日でした。ストリートコースに戻ってくるのはいいですね。もちろんスーパースピードウェイとは全然違いますよ。この2、3日は人生の中でもっとも信じられないほどの経験をして、クルマの戻ったことをうれしく思っています」
「最初のセッションは順調に進みましたが、レッドタイヤ(ソフトタイヤ)を試した2度目のセッションは、少しグリップを失ったように感じました。データを調べる必要があるけど、少なくともクルマはポジティブに走れています。明日の予選とレースが楽しみですね」と琢磨はコメント。

インディ500予選で負傷したセバスチャン・ブルデーの代わりにデイル・コイン・レーシングからインディカーデビューを果たしたエステバン・グティエレスは、41周を走行するも最下位に終わった。
3日は、午前中に2グループに分かれて12分の走行で争う予選が行われ、午後に70周のレースが予定されている。