更新日: 2017.06.12 15:47
フォーミュラE:ベルリンでローゼンクヴィストが連勝目前でペナルティ。ブエミと勝利分けあう
11日に行われた第8戦では、前日初優勝を手にして勢いに乗るローゼンクヴィストが、ポイントリーダーのブエミを0.098秒差で上回りポールポジションを獲得してみせる。
ローゼンクヴィストは決勝でもスタートダッシュを決め、独走でベルリンePrix2連勝を決めるかと思われた。
しかしレース中盤、マシンを乗り換えるためにピットインし、コースへ戻ろうとしたタイミングで、チームメイトのニック・ハイドフェルドがピットに向かってきたため、両者は交錯しかける。
互いに接触はなく、ローゼンクヴィストはトップのままコースへ戻ったものの、この1件がアンセーフリリースと裁定され、10秒のタイムペナルティが下された。これで実質トップの座はローゼンクヴィストを僅差で追いかけるブエミに移る。
「ペナルティの掲示をみて、フェリックス(・ローゼンクヴィスト)にプレッシャーを与えるのをやめた」というブエミは、そのまま走りきり今季6勝目、フォーミュラE通算12勝目を手にした。
2位は10秒ペナルティを受けたローゼンクヴィストが獲得。3位にはランキング2番手につけるディ・グラッシが続いた。
フォーミュラE第9・10戦は7月15~16日のニューヨークePrix。ベルリンePrixと同様に週末に2レースが行われるダブルヘッダーで争われる。
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