ファスト6では41秒台でのポール争いが展開。1分41秒3611を記録したパワーを0.0604秒上回ったカストロネベスが今シーズン3度目のポールポジションを獲得した。
昨年のロード・アメリカ勝者のパワーが2番手、3番手にニューガーデン、4番手にパジェノーとペンスキーが予選でも1-2-3-4となった。

通算50回目のポール獲得となったカストロネベス。チームメイトを打ち負かす予想をしていたかを聞かれると、「僕たちはライバルたちより先行していたことを知っていたので、面白いね。最初の予選セッションを終えると、大丈夫だって認識したよ。同じ方向で続ければいいってね」
「何をすべきか計画を立てていたんだ。うまくいけば最後にはベストがだせるようにね。それがかなりうまくいったんだよ」とコメント。カストロネベスは、2014年のデトロイト戦以来の勝利を目指す。
前日から苦戦している琢磨は予選でもタイムが伸びず予選Q1のグループ2で10番手と失速。総合20番手と後方から決勝レースに挑むこととなった。

「プラクティスから予選前にセットアップを変更しました。いくつか変更が必要だったし、予選ではクリーンラップを走行することができなかった。大きく後退してしまい、ファストシックスに入ることは叶いませんでした。チームメイトのクルマは競争力があったので、明日のウォームアップで確認したいですね」と琢磨。
ビザの問題でフランスから渡米できないでいたミカエル・アレシン。前日はDTMドライバーのロバート・ウィケンスが代わりを務めたが、午前中のプラクティス3には間に合い、予選では19番手となった。