更新日: 2017.06.28 17:50
PWC:第6戦ロードアメリカ、アキュラNSX GT3のホームで今季ベストの5位入賞
6月23~25日の週末にアメリカ・ウィスコンシン州エルクハートレイクにあるロードアメリカを舞台に、インディカーとの併催で開催されたPWCピレリ・ワールドチャレンジの第6戦。“ホームレース”として迎えたこの1戦で、アキュラNSX GT3は進化をみせ、ピーター・コックスの93号車が今季初の5位入賞を果たした。
ライアン・エバースレーのドライブする43号車とともに、通常のGTラウンドとなった1戦に挑んだアキュラ勢は、予選から好調を維持。PWCでアキュラ・ワークスとして活動するリアルタイム・レーシング(RTR)の本拠地が置かれ、チームにとってのホームレースとなるイベントで、93号車が7番グリッド、43号車が9番グリッドと2台そろってシングルを獲得した。
続いて行われた土曜のレース1でもNSX GT3勢は快走をみせ、そろってトップ10圏内をキープしていく。
アキュラにとってもう一方のテスト・プログラムであるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権では、今月初旬にデトロイトで行われたイベントでキャサリン・レッグ/アンディ・ラリー組が初優勝をマークしており、RTRにとっても早期の1勝が悲願。
そんな期待が入り混じるなか、1度もイエロー・コーションの出ない緊迫した50分のレースで、コックスが見事なドライビングでポジションを上げ、最終的に今季自己最高の5位でフィニッシュ。エバースレーも10位に入り4度目のトップ10となった。
明けた日曜のレース2は、エバースレーが6番グリッド、コックスが7番グリッドと、ともに上位進出を狙える位置からのスタート。しかし、93号車をドライブするベテランのオランダ人に、不運なアクシデントが襲いかかる。