更新日: 2017.07.20 10:13
プレマ・セオドールレーシング 2017イタリアンF4第3戦バレルンガ レースレポート
イタリアンF4 マーカス・アームストロング、バレルンガで勝利!
2017年6月24~25日
イタリア・ローマ/バレルンガ・サーキット
イタリアF4選手権、ラウンド3は前戦のアドリアから移動しローマ郊外の伝統のサーキット、バレルンガへと舞台を移した。週末を通して好天候に恵まれたラウンド3は、土曜日に2回の予選とレース1、日曜日にレース2、レース3が行われた。
1回目の予選ではFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)ドライバー #9マーカス・アームストロングは僅かな差でポールを逃し2番グリッド。
しかしすぐあとに行われた2回目の予選では激しくプッシュしポール奪回に成功した。
同じくFDAドライバーのチームメイト#74 エンゾォ・フィッティパルディの予選1回目は8番手だったものの、2回目は12番手と中段に沈んだ。
レース1
レッドシグナル消灯とともにレースはスタート。しかしマーカスはポジションを落としてしまい3番手にドロップ。
一方のエンゾォはスタートからサイド・バイ・サイドの状態が続き接触。コースアウトしてしまいそのままレースを終えた。
マーカスはライバルであるロシアンドライバー #42アーデム・ペトルブ(DRフォーミュラ)と長い間バトルをし、オーバーテイクに成功。2位表彰台を獲得した。
レース2
マーカスはポールからスタートしそのままトップを維持。トップ3台が接戦を繰り広げるなか、ペドルブをかわし#80 ドルゴビッチ(VAR)が2位に浮上。ピタリと付いて離れずの接戦となった。
中盤にペドルブがドルゴビッチをかわして再度2位に浮上。マーカスはスパートをかけて後続を引き離し最終的に約1.5秒の差をつけて優勝を決めた。
エンゾォは一時的に順位を落としたものの12位のまま走行を続けてフィニッシュし、完走。ルーキーポディウム2位を獲得した。
レース3
この週末の最後のレース。マーカスは3番手、エンゾォは12番手からのスタート。
スタートでポジションをキープしたマーカスだが激しいバトルをしながらレースは進むもポジションを一つ落としての走行。結局、挽回はできず4位のままゴール。
エンゾォはスタート直後に順位を落とし16位までドロップ。その後、徐々に追い上げてポジションを戻し最後は14位でフィニッシュ。ふたたびルーキーポディウムを3位を獲得した。
次のレースは3週間後の7月14~16日、イタリアのムジェロで開催されます。