更新日: 2017.07.05 12:40
プレマ・セオドールレーシング 2017ヨーロピアンF3第5戦ノリスリンク レースレポート
テディ・イップ チーム代表
この週末にハイレベルな戦いに臨んだすべてのスタッフがこれだけの結果を残し、本当に嬉しく思います。献身的にハードワークを戦い抜いた結果、私たちはドライバー・チーム双方のポイントでトップに立てています。次のスパもさらなる飛躍を期待しています。
#3 マキシミリアン・ギュンター
優勝が出来て本当に良いレースでした。スタートでポジションを二つ上げ、その後ノリス達と優勝へ向けてのバトルとなりました。
このコースはタイヤがロックしやすいのでミスをしないように集中し、前にいる二人のドライバーの様子を見てチャンスを掴む準備をしていたら“それ”が本当に起こりました。最後の数ラップにリードを取れて優勝。25ポイントも獲得できてアメージングな勝利でした。
レース2は良いスタート切れました。ジェイクにはプレッシャーを掛け続けましたが彼のディフェンスは堅く、結局ミスには至りませんでした。レース中盤、自分がブレーキロックをさせてしまいノリスにチャンスを与え抜かれてしまいました。目の前にいたラルフに猛アタックをし最後に3位を手に入れました。
レース3ではスタートミスをしてしまいました。4番手に落ちましたがすぐに挽回し2位をキープ。
出来る限りダルバラをプッシュしましたが彼はミスをしませんでした。結局2位でゴールでしたが有効なポイントを稼げたので、このレースウイークは良かったと思います。
#8 周冠宇
レース1のスタートは良かった。冷静に走り集中してトップ5を走行しながらピケにプレッシャーを掛け続けました。
最後の数ラップで前方で激しいファイトをしているのが分かっていたので見極めていました。全体的にペースも良く、スピードがあることを皆に見せることができたと思います。
レース2の路面コンデションは部分的に濡れていてトリッキーなコンデションでしたがミスはしなかった。少しポジションを落としましたがペースそのものは悪くなかった。オーバーテイクが難しくまたリスクもありました。8位をキープしたままゴールでした。
最後のレースはニュータイヤだったのでグリップを期待していたのに最初の10ラップは滑りっ放しでした。
ただただ下がって行き、最後にコンディションがマッチした頃には最早遅かった。カラムとバトルしている時、ホイルスピンが多くヒットしてしまいポジションをなくしてしまいました。
#25 ミック・シューマッハー
予選は13番手グリッドからのスタートで正直、良くなかった。レース自体は悪くなく、ターン1でトラブルに遭遇しない様に注意しながら走り、結果レースではポジションを上げてポイントも取れました。
しかし日曜日は本当にタフでした。けれどこの挑戦的なストリートサーキットでの経験値を上げることが出来ました。
レースはトリッキーなコンデションで抜くポイントが探せな状態で12位。ルーキーでポディウムに乗れました。しかしレース3は早く終ってしまい残念でした。
#53 カラム・アイロット
レース1のスタートは良かったけのだけれどターン1でのスペースが余りにもなくヒットされてしまいました。すぐにピットに入ったけどその時点でステアリングが曲がっていて、もう何もできませんでした。
レース2のペースは良かったしファステストも出せました。またレース3では相当バトルもしたしまたもやファステストを出せました。またこのレース3でコースレコードも出せました。それは良かったと思います。(従来のコースレコードはマックス・フェルスタッペン)
レース3はスタートが悪かったです。ポジションの挽回はターン1のアウト側でできることが分かりそれを利用しました。だけどバトル中の他のドライバーの良くない動きの影響で9位まで落ちてしまいました。
レースでのパフォーマンスは決して悪くなくドライブしていてハッピーでした。これからは予選からパーフェクトに行ける様に集中して行きます。