更新日: 2017.07.13 14:51
プレマ・セオドールレーシング 2017年FIA F2第5戦オーストリア レースレポート
レース1のトップ8がリバースグリッドとなるレース2。フォーコは6番手、ルクレール8番手からのスタートとなる。
グリッド上でストールしたクルマが出て大混乱。間一髪ルクレールが交わすという際どいスタートとなった。しかしターン1でもスピンする車両が発生しセーフティカーがコースイン。
この時点で4位フォーコ、6位ルクレールとそれぞれポジションアップした位置からの再スタートとなる。
セーフティカーがピットインした5周目、フォーコは前を行くローランドに果敢に仕掛けるがローランドは走路妨害とも取れる動き方でフォーコを抑える。
ターン4出口でフォーコはローランドのアウト側に並ぶがブロックされ一瞬減速。そこへ後ろから猛ダッシュで追い付いてきたルクレールが追突しスピン。ルクレールはここでまさかのリタイアとなってしまった。
フォーコ自身もタイヤにフラットスポットを作ってしまいペースが上がらず、残り3周というところでルカ・ギオットに抜かれ5位でフィニッシュとなった。
コメント:
テディ・イップ・ジュニア チームプリンシパル
二人ともフロントローに並べてポディウムに登壇できた事を凄く嬉しく思います。次のレースもこの流れが維持できる様に期待します。
#1 シャルル・ルクレール
このレースウイークエンドに達成したことについてはとても満足しています。手に入れられる最高の結果が手に入れられたと思ってるよ。
レース1は楽勝でも何でもなく本当に厳しいレースだった。スタートはうまく決まってトップを維持できたけど、かなり長い周回をこなさなければいけなかったからね。
中盤にタイヤをいたわりながら何周かプッシュした。結果的にあのマージンがレース終盤に活きてくれたね。
というのも最後に履き替えたソフトのデグラデーションがひどくてあっという間にラティフィに追いつかれてしまったからね。何とか逃げ切れて本当に良かったよ。
あれだけスーパーソフトが保たないのなら最初のスティントをもっと引っ張る選択肢もあったかもしれないと走りながら思ったりしたよ。
でも結果的に最初のセットもあれが限界だったんだ。その意味で僕らの戦略はあれしかなかったし本当にギリギリの勝利だったということさ。
最高の週末ではあったけど唯一レース2のアクシデントだけは予想外の出来事だった。
タイミングと巡り合わせがちょうど悪い方に働いてしまった不幸な事故だった。チームメイトとの接触で実際に何が起きたかについては具体的に言及したくない。もうそのことは考えないようにしてるし今はシルバーストンで再び最良の結果を出すことだけを考えてるよ。
あのサーキットは大好きだし、去年の結果も悪くなかった。来週末のレースで悲観的になる理由はまったくないね