ディ・レスタを追いかけたいパフェットだったが、ピットアウト時に危険な走行をしたとしてドライブスルペナルティを科される。18周目終わりでピットインしトップ争いから後退する。ライバルがいなくなったディ・レスタは、2番手のファーフスに約14秒の差を付けトップでチェッカーを受けホッケンハイムでの初勝利を挙げた。

2位には、34周目にファーフスを捕えたティモ・グロック(BMW M4 DTM)が入るもレースとに車両違反が見つかり失格。3番手でゴールしたファーフスが2位となり、3位にはマルティンが繰り上げとなった。

「もちろん、ゲイリーが居なくなった後はより簡単になったね。しかし、ピットで遅れたにも関わらず強い勝利を挙げることができた。僕たちは、去年よりもシンプルに速いよ」とディ・レスタはコメントしている。
開幕ラウンドの2レースを終えてディ・レスタが37ポイントでランキング1位。2位には28ポイントを獲得したロバート・ウィケンス(メルセデスAMG C63 DTM)、3位に開幕戦を勝利したモルタラが続いている。