スプリントレース
1~8位がリバースグリッドで行われるスプリントレース。ルクレールは5番グリッド、フィーチャーレースをリタイアで終えたフォーコは19番グリッドからのスタートとなった。
スタートでフォーコがエンジンストール。ピットに押し戻され、エンジンを再始動させ大きく遅れを取ってのレースへの参加となった。
5番グリッドからスタートしたルクレールはポジションをキープして序盤を戦うが、前のローランドを抜くことができず膠着状態に。10周目を過ぎたあたりから2位の#5ルカ・ギオット(ロシアンタイム)のペースが伸びず、5位のルクレールまでがひとかたまりの集団となる。
21周目に3位を走行中のマクラーレンJr.ドライバーの#18ニック・デ・フリース(ラパックス)がギオットをオーバーテイクしたのを機にルクレールを含む後続車もこれに続きパス。22周目にターン5のクラッシュでVSC導入、翌周解除となった。
いつもならここからルクレールの“ショー”が始まるのだが、なんとルクレールのギアボックスにトラブルが発生!無線で症状を訴えるが成す術なし。一気に2秒もペースダウンし前を追い詰めることはできず、4位を守り切るのがやっとだった。
一方のフォーコ。16周目にピットインしてタイヤを換え、18周目と24周目にファステスト記録して速さを見せるがレースの勝負権はすでに失っていて、17位完走が精一杯だった。