更新日: 2022.04.12 00:24
プレマ・セオドールレーシング 2017年ADAC F4第5戦ニュルブルクリンク レースレポート
FDAドライバー、マーカス&フィッティパルディ
前半戦最後のレースをワン・スリー・フィニッシュで締めくくる
8月4~6日
ドイツ/ニュルブルクリンク 北ショートコース
ドイツ、ADAC F4選手権。夏休みに入る前半戦最後のレースは伝統のクラシックコース、ニュルブルクリンクの北ショートコースで開催された。アイフェル山脈のなかほどに作られたこの巨大なサーキットは数々の伝説と記憶が積み重ねられ、古くはニキ・ラウダが瀕死の重傷を負った場所として、最近ではGTカーレースの舞台として日本人にも馴染みの深いレーストラックとして知られている。
今回はFDAドライバーの#9マーカス・アームストロング、#44ユーリ・ビップス、#68ファン・マニュエル・コレアに加え、イタリア選手権に参加しているFDAドライバー#74 エンゾォ・フィッティパルディもワイルドカード出場を決め、4台体制でこのニュルに臨む事となった。
参加台数28台を数えるこのシリーズはFIA-F4の中でもっともレベルが高く、わずか2秒以内に28台がひしめき、エントラントもユーロF3と同じチームが揃うなど、非常に層の厚いレースとして評価されている。
決勝のグリッドは土曜日の朝に30分の予選が一回。ベストタイムがレース1のグリッド、セカンドベストがレース2のグリッド、そしてレース3はレース1の順位、1位から10位までをリバースすると言うドライバーを育成する為のフォーマットで構成されている。
予選
予選はユーリが6番手、エンゾォが9番手、FP1でいきなりトップタイムをマークしていたマーカスが振るわずに13番手、なかなか不調の波から抜け出せないファンが17番手に沈んだ。セカンドベストはユーリが5番手、エンゾォが6番手、マーカスが10番手、ファンが14番手とやや翳りのある結果となってしまった。