「我々がこのプロジェクトをスタートさせたときには、4ドアのハードトップ(ミニ・5ドア)を走らせる計画でいたが、どうやら少しだけレギュレーション要件に対して全長が短いことが判明した。もちろん、TCRにはさまざまなマシンが存在することは理解しているが、その点に於いてさらに検討が必要になっているのが正直なところだ」とペロカーピ。

「ミニのラインアップには、まだ他にも適した車種がいくつか存在する。例えば(Cセグメントの)クラブマンのようにね。最終的には、ミニが何をしたいか、どういう活動を希望するかで車種選定が行われることになるだろう」

「TCR規定はすべてのマシンが競争力を保てるように配慮されているので、ベース車がどのモデルになるかは、あまり心配していないよ」

規定準拠の有力候補として『ミニ・クラブマン』が挙げられている

 2017年の6月1日には、TCRの権利保有者であるWSC LtdとIMSA国際モータースポーツ協会が共同で声明を発表し、2018年シーズンからコンチネンタルタイヤ・スポーツカー・チャレンジに『TCRクラス』を新設することをアナウンスしており、同年1月のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイの24時間レースから、正式にカテゴリーが発足する。

 この伝統の24時間イベントの併催レースにTCR仕様のマシンで参戦できるとあって、今後もこのシリーズへの注目度は高まっていくことが予想される。

2018年のデイトナ24時間で、いよいよ北米でもTCRシリーズがスタートする

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