2番手に下がったウィットマンだが、ウィケンスについていき27周目の1コーナーでインを狙う。しかし、ウィケンスはウィットマンのアタックを死守。トップを譲らない。

 全車がピットインを終えた32周目、トップはウィケンス、2番手にウィットマン、3番手にディ・レスタ、タイヤ交換を遅らせたブルーノ・シュペングラー(BMW M4 DTM)は4番手、5番手にマーロ・エンゲル(メルセデスAMG C63 DTM)が続く。

 ディ・レスタは36周目にウィットマンを攻略し2番手に浮上。前を行くウィケンスを狙うもオーバーテイクにまでは至らず。トップを守ったウィケンスが今季初勝利を飾った。

 2位にディ・レスタ。3位は終盤シュペングラーのアタックを守り切ったウィットマンが入った。

勝利を喜ぶロバート・ウィケンス

「自分の情熱があるからレースをしているんだ。今は目標を決めていないよ。今週末の前までは上位から遠くのポジションに居たけど、少しだけタイトルを争うポジションに今は近づけたよ」とウィケンス。前日の第13戦では16ポイント、そして第14戦を勝利しさらに26ポイントを加えて合計100ポイントでシリーズランキングも9位に上がった。

 トップは136ポイントでマティアス・エクストローム(アウディRS5 DTM)。このレースで8ポイントを加え、ノーポイントに終わったアウアーとラストとの差を広げた。ランキング4位はウィットマン。優勝こそないものの、昨年の王者は地道にポイントを重ね逆転でのタイトルを虎視眈々と狙っている。

 残り2ラウンド4戦となった2017年のDTM。次戦はオーストリアのレッドブルリンクで開催される。

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