Theodore Racing プレスリリース

FDAドライバー、マーカス・アームストロングがポール・トゥ・ウイン
ダブルポディウムで選手権をリード

2017年9月9~10日
イタリア/イモラ

 ファン・マニュエル・コレアがチームから離れた為、#9 マーカス・アームストロング、#44 ユーリ・ビップス、#74 エンツォ・フィッティパルディの3台体制となったプレマ/セオドールレーシング。
 
 フリープラクティスではつねにトップ6内に入る好調ぶりから予選も期待された。
 
イタリアF4のレースフォーマットは一回の予選がQ1/Q2となっており、それぞれのベストがレース1/レース2、その両方のセカンドベストの速いタイムがレース3のグリッドを決める。

 この結果、レース1はFDAドライバーのマーカスがポール、2番手にユーリとプレマ/セオドールが最前列を占め、マーカスと同じくFDAドライバーのルーキー エンツォは10番手となった。

レース1

 快晴のもと土曜日に行われたレース1。ワン・ツー・フィニッシュの期待を抱いてスタートをしたがユーリがコーナーの縁石に乗り上げてジャンプ。マシンにダメージを与えてしまいそのままリタイア。
 
 また、このところ急成長を見せるエンツォは10番手から集団の中で注目を引く走りを見せていたが、他の接触で飛んできたマシンがエンツォのマシンを直撃。コースの外に押し出されてリタイアとなる。
 
 チームにとってたった1台の生き残りとなったマーカスだったが、終始危なげない走りでレースをコントロールをして優勝。まずはイモラの週末の最初のレースをポール・トゥ・フィニッシュで飾り、幸先の良い勝利を挙げた。

レース2

 日曜日は朝から雷を伴う豪雨。この為レースは大幅に遅れての開催となった。土曜日のQ2の結果はエンツォは6番手、ユーリ7番手、マーカス8番手となっていた。
 
朝からの大雨でセーフティカースタート。4周を消化し、5周目に入ったところでスタートとなった。

 レースのスタートが切られると、ユーリは桁違いのスピードを見せ、5周目にスタートポジションの7番手から一気に5位へとジャンプアップ。そして7周目には4位、最終ラップにファステストを叩き出しながら3位へと浮上し見事ポディウムを獲得した。
 
 8番手スタートのマーカスもユーリ同様、順調にポジションを上げ、9周目には4位に上がりそのままフィニッシュ。大切なポイントを加算した。

 一方のエンツォはウイングを破損し、他の二人とは反比例するかの様な順位の落とし方で最終的には12位。ルーキークラスで3位であったが、この週末やや精彩を欠く感じとなっている。

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