更新日: 2018.08.10 12:58
パフェット、メルセデスのDTM撤退は「新たな挑戦を始める機会」。ル・マンなどへの興味を明かす
「(メルセデスの発表は)もちろん、僕にとっても非常に大きな衝撃だったし、誰もそんなことが本当に起きるだなんて思ってもみなかった」と本音を語ったパフェット。
「チームのメンバー全員が将来に向けて何をすべきかを考えている。僕にもまだやれていないことがたくさんあるし、あらゆるものに挑戦する機会を与えられた、という風に考えることもできる」
「僕はル・マン24時間を筆頭に、耐久レースをほとんど経験したことがない。だからある時点で、それに本格的に挑戦してみたいと思っている」
「同時に僕はこれまでもオーストラリアのスーパーカー・シリーズに行ってみたいといつも口にしてきた。それがフルタイムになるのか、それとも別の形になるのかは僕には分からないけど、それは僕がつねに注目し、気に入っているシリーズでもある」
今後の活動について、現時点で何かを限定して考えることはないと語るパフェットだが、それでも意思決定する時期は「そう遠くないうちに訪れるだろう」と語る。
「もちろん、自分自身の考えを制限することはしない。実際に自分の目で見て、何が行われているかを知り、今後自分はどうしたいのか、その気持ちに従うだけだ」
「いろんな場所でウインドウショッピングをしているようなもので、店に入り、座ってゆっくりする時期がくるのはそう遠くないだろう」
DTM撤退後に次なるワークス活動として電動シングルシーター選手権のフォーミュラEヘのエントリーも表明したメルセデスだが、その活動に関しても「もちろん興味がある」とパフェット。
「当然のように、僕自身は興味があるよ。でも彼らが初めての電動シリーズに向けて誰と戦うのか、決定権は完全に彼らの手にある。僕自身ドライバーとして非常に興味を持っているのは確かだけどね」