投稿日: 2017.09.14 16:34
更新日: 2017.09.14 16:36
更新日: 2017.09.14 16:36
ヨーロピアンF3:シーズン後半、チームの不振に苦しむ佐藤万璃音「まったく対応できなかった」
AUTOSPORTweb
2017年、モトパークからFIAヨーロピアンF3選手権へ参戦している佐藤万璃音は、9月8日~9月10日に行われたニュルブルクリンク大会に出場。ベストリザルトは決勝レース3で獲得した12位だった。
万璃音にとってニュルブルクリンクは、第6大会のスパ・フランコルシャン、第7大会のザントフールトに続き初走行。練習走行では1、2回目ともに19番手だったが、チャンピオン候補であるマキシミリアン・ギュンター(プレマパワー)や、F1王者の息子ミック・シューマッハー(プレマパワー)から約0.1秒差とまずまずの滑り出しであった。
しかし、雨に見舞われた予選1回目はグリップ不足に悩まされ、レース1は19番グリッドからのスタートに。
その決勝レース1もウエットコンディション。万璃音はレース開始直後に接触しマシンにダメージを負うも、大きくペースを落とすことなく前を走るチームメイトのジョエル・エリクソンを追う。しかし、そのエリクソンと接触しスピン。順位を大きく落としてしまう。
2度フルコースイエローが導入される荒れた展開のなか、万璃音は2度目のフルコースイエロー明けに2台をパスし、16位でレースを終えた。
レース1を終え万璃音は「チームメイトに当てられてダメージを負ったものの、ペースは悪くありませんでした」と語る。
「最後は頭脳プレーで2台を抜きましたが、ジョエル(・エリクソン)が10位だったと聞いてちょっと複雑な心境でした」
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