また、ニッサン・モータースポーツのアルティマは、23号車のマイケル・カルーソ/ディーン・フィオーレ組が既報のとおり日本でもおなじみの”カルソニック・ブルー”を採用。
さらに7号車のトッド・ケリー/ジャック・ル・ブローク組と、15号車のリック・ケリー/デビッド・ウォール組は、70年代に北米で活躍したダットサンZのカラーリングをトリビュート。

そして78号車のシモーナ・デ・シルベストロ/デビッド・ラッセル組は、1967年にランドスピード・レコードの新記録を樹立した『R380タイプ2』の50周年を祝い、ホワイトにレッドのラインが流れるシンプルな美しさを持つカラーリングが施された。


そのニッサン・モータースポーツは、このサンダウンの週末にヒストリック・レースカーのデモランを披露すると同時に、こちらも日本でおなじみのバス同乗走行によるサーキット・サファリを初開催。HR31型のスカイラインや、バサーストを戦ったR32型グループAのGT-Rが各2台ずつ、そして1988年のル・マン車両であるR88Cなどが、バスとのランデブー走行を披露する予定となっている。
さらに、VASCシリーズのCEOを務めるジェームス・ウォーバートンと、オーストラリアGTチャンピオンシップの代表であるトニー・クインは、この週末に先立ち2018年シーズンに向けGTチャンピオンシップの統括権をVASCに委譲すると発表。
VASCは、事実上サポートレースとして2年前からいくつかのイベントで併催してきた同選手権の管理を引き継ぎ、新たに『スーパーGTシリーズ』として、この新たなGT3によるカテゴリーを牽引していくこととなった。
この発表に際しウォーバートンは、「もちろん、これまでもバサースト12時間を筆頭に、VASCとオーストラリアGTチャンピオンシップは密接な関係を築いてきた。スーパーカーにはチームがシリーズに強く関与してきた歴史があり、このスーパーGTにも同じDNAと伝統を継続していきたいと思っている」とコメントしている。



