ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズ 2017第5戦上海 レースレポート
ランボルギーニ・スーパー・トロフェオ・アジアで、コッツォリーノとヤジドがタイトルを獲得
・クラッツィオ・レーシングが上海のレース1で勝利を収め、最終ラウンドを待たずしてチャンピオンに
・ブロイカーズとファーマーがPRO-AMクラスでふたたびスターに
・ハリアントがAMクラスで勝利し、アジアチャンピオンに
【2017年9月23日、サンタアガタ・ボロネーゼ/上海】
ケイ・コッツォリーノとアフィク・ヤジドは、ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアの誰もが認めるトップドライバーです。
上海インターナショナル・サーキットで開催されたアジア・シリーズ第5戦で、クラッツィオ・レーシング・チームのクルーは、雨のなかのレース1において今シーズン連続8回目となる勝利を収め、最終ラウンドを残し、アジア・シリーズのチャンピオンになりました。
クラッツィオ・レーシング・チームのウラカン・スーパートロフェオ#11のハンドルを握るケイ・コッツォリーノは、ポールポジションからスタートし、最初のコーナーで#19のエドアルド・リベラティ(エンペラー・レーシング)と激しく競い合いましたが、ケイはリードを守り、単独トップに立ちました。
そのすぐ後方には、エンペラー・レーシング・チームの2台が続きました。1台は#19のエドアルド・リベラティとアンドレア・アミーチ(ウラカンGT3で2016年GTアジア・シリーズを制覇)。
もう1台は、#63の2015年と2016年にランボルギーニ・スーパー・トロフェオ・ワールド・チャンピオンとなった、パトリック・クジャラとデニス・リンドのクルーです。
ドライバー交代後、アフィク・ヤジドがハンドルを握りました。そして#11のクラッツィオ・レーシングがレースをリードしたままチェッカーフラッグが振られ、同チームはふたたび勝利を収めました。
そのすぐ後方で、#63のデニス・リンド(エンペラー・レーシング)は#3のアーサー・ヤノス(チーム・ラザルス)と激闘を繰り広げましたが、レースのファイナルラップで辛うじて2位でフィニッシュしました。
ヤノスは、最初のスティントで非常に速い走りを見せたチームメイトのソエリーとともに、3位で表彰台に立ちました。4位はアミーチとリベラティが乗った#19のエンペラー・レーシングでした。
PRO-AMクラスでは、レースの前半、#33のエベナルドとエスケリネン(ライパルト)が戦いを支配していましたが、ドライバー交代後、ヒーローとなったのは#37のリック・ブロイカーズ(GDLレーシング)でした。
チームメイトのナイジェル・ファーマーから車両を引き継いだ後、リックはチャージを開始し、総合6位、PRO-AMカテゴリーの1位でフィニッシュしました。
上海のレース1での勝利により、2017年のアジア・シリーズ最初のタイトルが確定しました。AMカテゴリーのスター、#69のアンドリュー・ハリアント(Xワン・レーシング・チーム)は、レース2で、ファイナルラウンドを残した状態でポイント上、チャンピオンになりました。
イモラでは11月16日から19日まで、スーパートロフェオの三大陸シリーズの第6戦とランボルギーニ・ワールド・ファイナルが開催される予定です。
ランボルギーニ・カップの戦いはまだ決着がついておらず、本日は、スパチャイ・ウェーラボールウォーンポンが#77のトップ・スピード・レーシング・チームで、ペトリ・コルセ・チームのイタリア人、ガブリエレ・ムローニを制して勝利を収めました。