ランボルギーニ・スーパー・トロフェオ・アジアの上海第2レースで、ヤノスとソエリーが勝利
・ラザルス・チームが今シーズン初勝利
・ブロイカーズとファーマーがふたたび勝利を収め、PRO-AMクラスでのリードを強固なものに
・ハリアントにとってAMクラスでのもう一つの勝利、そしてムローニはランボルギーニ・カップでの初勝利
【2017年9月24日、サンタアガタ・ボロネーゼ/上海】
昨日、2017年ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアのタイトルを確定させたケイ・コッツォリーノとアフィク・ヤジドの連勝は、上海ラウンドのレース2でストップしました。
勝利を手にしたのは、アルトゥール・ヤノスとトビー・ソエリーのラザルス・チームでした。この二人の若いドライバーの今シーズン初勝利は、素晴らしいチームワークの賜物でした。両ドライバーの速く確固たるレースペースと、完璧なピット戦略によって、彼らは3番グリッドから勝利を収めることができました。

大雨のためセーフティカーの先導でレースはスタート。いつものように序盤の数ラップの主役は、ポールポジションからのスタートを飾ったチャンピオンの#11のヤジドとコッツォリーノ(クラッツィオ・レーシング)でした。
しかし、そのすぐ後方では、PRO-AMクラスの#37のリック・ブロイカーズ(GDLレーシング)と、#3のアルトゥール・ヤノス(ラザルス)の間で、予測のつかない戦いが展開されていました。
最終的に、ブロイカーズは短時間コースアウトしたため、5位となってふたたび集団に合流しました。その時点でヤノスは首位を走るアフィク・ヤジドを絶妙なタイミングで追っており、そのままドライバー交替のためにピットウィンドウが開きました。
ピットストップ後、#3のラザルス・チームは、今度は#11のコッツォリーノがハンドルを握るクラッツィオ・レーシングを相手にリード。すぐ後方では、コッツォリーノが#63のパトリック・クジャラ(エンペラー・レーシング)と、2番手、3番手を巡る激しい争いを展開していました。
しかしチェッカーフラッグが振られる15分前、第12コーナーでバリアに突っ込んだため、クジュラのレースは終了となりました。ドライバーに怪我はなく、車両は素早く移動されましたが、タイヤウォールが損傷したため、レースは最終的にセーフティカー先導で終了することになりました。