更新日: 2016.05.23 06:12
第100回インディ500予選初日、ヒンチクリフが雪辱を果たすトップスピード。琢磨はファスト9に進めず
21日に予選日を迎えた第100回インディアナポリス500マイルレース。2日間に渡って行われ、初日はジェームズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン)がトップスピードをマーク。プラクティスから苦戦しているAJフォイトの佐藤琢磨は16番手だった。
16日からプラクティス走行がスタートした第100回インディ500。21日に行われた予選の上位9名がポールポジションを決定するファスト9に進出し、それ以外のドライバーたちは10〜33番グリッドを決定するセッションに進む。今年は33台フルグリッドエントリーのためバンプアウトは行われず、また予選結果の順位によってポイントも与えらる。
前日の夜から朝まで降った雨によってスケジュールが遅れ、事前のプラクティスは12時37分から行われ、予選は14時15分から19時までに変更された。
4周の平均スピードで争われるインディ500の予選。予選出走順はくじ引きによって決まり、今年いちばん最初にアタックしたトニー・カナーン(チップ・ガナッシ)は、平均227.679mphを記録する。
続いて3連勝中のサイモン・ペジナウ(チーム・ペンスキー)がアタック。1周目を229.902mph。さらにスピードを上げ平均230.102mphでトップに立つ。
ペジナウのスピードを更新したのは、6番目にアタックしたジョセフ・ニューガーデン(エド・カーペンター・レーシング)。230.641mph、230.153mph、230.143mphと230mph台をキープ。ラストが229.982mphと落すも平均230.229mphを記録しペジナウの前に。
各車なかなかスピードを伸ばせずニューガーデンがトップをキープし続ける。16番目にアタックしたのは7度目のインディ500挑戦となる佐藤琢磨。1周目は227.221mph、2周目を228.339と伸ばし、3周目は228.637、ラストも228.194mphで平均228.096mphを記録しスコット・ディクソンの後ろとなる10番手に。
琢磨の後にアタックしたのは好調アンドレッティ勢のタウンゼント・ベル。1周目を231.582mphを叩きだし、230.900、230.210、229.131とまとめ平均230.452mphでトップに立つ。