そんな道上にとって、10月27日に開幕が迫ったWTCCもてぎラウンドは1年前にシリーズデビューを果たしたイベントであり、開催地も知り尽くしているツインリンクもてぎ。道上自身も「去年はWTCCのクルマに慣れることで終わってしまいましたが、今年はレースを戦ってきたので、去年よりは頑張りたいなと思います」と意気込みを明かす。
「(WTCCに参戦している)日本人は僕ひとりですし、周りからも注目されるでしょう。母国グランプリだと意識すると、そのあたりのプレッシャーもありますけど、自分では流れが上向いていると思っているので、さらにベストリザルト、表彰台を目指して頑張りたいと思います」
道上は大ベテランの走りに触発され、波に乗って状態でWTCCもてぎラウンドに挑む。またホンダにとっても、マニュファクチャラーズタイトル獲得に向けて重要な1戦となる。
今週末のWTCCもてぎではホンダ&道上を中心として、10月の“世界選手権上陸ラッシュ”を締めくくるにふさわしいバトルが繰り広げられるはずだ。