投稿日: 2016.05.24 17:53
更新日: 2016.05.24 17:54
更新日: 2016.05.24 17:54
2年目のTCRシリーズは序盤戦終える。3車種の戦力差が拮抗
AUTOSPORTweb
■セアトが多数派もゴルフ、シビック迫る。3車種は接近
開幕ラウンドでの連勝以来、オリオラはなかなか思うようにポイントを加算することができず、第3ラウンドのスパ-フランコルシャンでは、レース1でシビックのアクー・ペリネンが、レース2ではフォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRを駆る元スーパーGTドライバーのジャン-カール・ベルネイが優勝。毎戦のようにウイナーが変わっていった。
さらに、第4戦のイモラではレース1で2015年チャンピオンのステファノ・コミーニ駆るゴルフが優勝。レース2ではシビックを駆るミハイル・グラチェフが優勝し、ランキングは混戦模様に。オリオラはスパ、イモラで表彰台を得てリードを保っているものの、コンスタントにポイントを重ねているコミーニが迫っている。また、ランキング3位にはベテランのモルビデリがつけ、4位にはナッシュがつけている。
『モデル・カー・オブ・ザ・イヤー』と名付けられたマニュファクチャラーランキングでは、セアト・レオンがリード。ゴルフGTI、ホンダ・シビックと続いている。また、スパ戦にはセバスチャン・ローブ・レーシングから新たにプジョー308レーシングカップが2台参戦。車種バラエティも着実に増えており、今後も目が離せないシリーズとなりそうだ。
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