投稿日: 2016.05.26 18:16
WTCC復帰のボルボ、テストカーで開発加速を目論む
AUTOSPORTweb
ムルドゼフスキーによれば、テストカーのシェイクダウンはビョークとエクボルムのふたりが行う予定だが、S60 WTCCの開発に携わったロバート・ダールグレンもテストチームに合流する予定だという。
シリーズを戦うエクボルムは、シーズン開幕前に十分なテストを行えなかったことがチームの成長を妨げていると語り、テストカーへ期待を寄せている。
エクボルムは「シトロエンのように、この1年をマシンの熟成に費やすという選択肢もあった」と語る。
「しかし、チームはチャンピオンシップ争いに加わることで、より多くの経験を積むことができると考えたんだ。2017年にタイトル争いができるようにね」
「去年はマシン開発に時間を費やし、その時のテストではデザイン周りや基礎的な部分に注力していた。そのあと、チームは開幕戦に間に合うように急ピッチで2台のS60 WTCCを作り上げた」
「しっかりとテストできたのはバレルンガでの2日間だけだった。だから、幅広いセッティングを試すことができておらず、現状はレースウイーク中にさまざまなセットアップを試している」
「テストカーの準備が整えば、マシンのパフォーマンスは大幅に向上するだろう。アイデアは山ほどあるけれど、今はすべて試すだけの時間がないんだよ」
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています