また、2017年にチームBMRのスバル・レヴォーグGTをドライブし、初のBTCCドライバーズチャンピオンを獲得したアシュリー・サットンも姿を見せ、チーム・パイロの新型ホンダ・シビック・タイプR TCRのステアリングを握っている。

 そして、2017年最終2戦のインターナショナルにもテスト参戦し、来季から新型マシンの本格デリバリーを予定しているヒュンダイ・モータースポーツからは、i30 N TCRと開発ドライバーのガブリエル・タルキーニが参加。

 そのマシンを、今季のTCRインターナショナル・シリーズ王者に輝いたジャン-カール・ベルネイがドライブし、タルキーニがベルネイのゴルフGTI TCRをドライブするという“スワップ・テスト”が見られるなど、デモデーにふさわしいテスト走行機会となった。

 2018年3月6日の開幕戦シルバーストンを前に、TCR UKシリーズは公式合同テストとなるオフィシャルラウンチイベントの開催を決定し、同じシルバーストンで最後の走行機会が設けられることを確認。

 また、初年度に向けたテクニカル・レギュレーションの一部もアナウンスされ、TCR UK独自のBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)調整が、TCRシリーズ全体のBoPに追加する形で運用されることが決まり、ふたつのイベントをまたぐローリング・アベレージとして設定される。

 つまり、TCRインターナショナルなどのように週末のレース1、レース2の間にTCR UK BoPが変更されることはなく、レースの週末にパフォーマンスの変動は生じない。

 この専用BoPが発動されるのは、第3戦のブランズハッチ・ラウンドからになる予定で、年間のエントリーフィーは1万6995ポンド(約258万円)+VAT(税)となり、2017年12月31日以前に正式申込の場合には、2000ポンド(約30万円)の割引が適用され、このフィーには年間7戦の参加資格に加え、ノックヒル、キャッスル・コンブ、クロフトでの特別テスト走行枠も含まれている。

ヒュンダイ・モータースポーツの契約ドライバーとして参加のガブリエル・タルキーニも他のマシンをドライブ
2017年TCRインター王者のジャン-カール・ベルネイは、ヒュンダイi30 N TCRをテストしている
ショーン・ウォーキンショー・レーシングや、BRDC F4、英国F3のチームも多数参加し、TCR UK参戦を模索する

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