「チャリティのためにただ小切手を手渡すだけでなく、新しく何かクールな事に挑戦したかったんだ」とホルダー。
「その考えに共鳴してくれたのがインビクタス・ゲームスで、ジャガー・ランドローバー社は長年その活動を支援してきた」
「この短期間にもかかわらず、ジャガーのSVO部門は素晴らしい仕事を成し遂げた。彼らのこのプロジェクトに対する本気度が伝わって来るようだ」
インビクタス・ゲームス・レーシングの新型F-type GT4は2台の投入が予定され、シーズンの半分をジェントルマンドライバーがシェア。
その双方ともにプロフェッショナルドライバーがタッグを組む形となり、過去2年間ホルダーとともに戦ったマシュー・ジョージと、昨年のTCRドイツで優勝経験を持つアメリカ人、ジェイソン・ウォルフがステアリングを握る予定となっている。
ジャガーSVO部門は、すでにシリーズ投入予定の2台とテストプログラム用の1台、合計3台の製造を終えており、顧客の要望次第ではさらなるマシンの生産も検討するとしている。
また同じ会場では、フォーミュラEの併催シリーズとして2018年後半のスタートが予定されている『ジャガーI-PACE eトロフィー』のオフィシャルタイヤサプライヤーとして、ミシュランと提携したことが発表された。
ジャガー初のエレクトリック・パフォーマンスSUV『I-PACE』を用いて開催されるこのシリーズは、世界初の市販車ベースのバッテリー電気自動車による世界選手権となり、グリッドに並ぶ全20台のマシンには、FEと同じくミシュランタイヤが装着されることとなった。
すでに、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)が参戦を発表しているほか、今後も有力チームの参戦が見込まれている。

