「この新たなカラーリングレイアウトは、我々のアイデンティティを明確にすると同時に、これまでのスキームとの一貫性も感じさせる優れたデザインになった」と、チーム代表のウイリアム・ルーベ。
「2017年はシリーズで5度の王者に輝くカカ・ブエノを迎え入れ、チームを4台体制に拡充することができ、多くのことを学んだ。2018年も引き続き、強力な体制を維持することができるはずだ」
2018年シーズンは3月10日のサンパウロ、インテルラゴスで開幕戦を迎えるが、この1戦は2年ぶり4度目の開催となるレース・オブ・ダブルス形式のイベントとなり、各陣営はレギュラードライバーに加えて、ゲストドライバーをセカンドに起用してのマシンシェア方式で争われる1戦となる。
まだ各陣営ともに、そのゲストドライバーを発表していない状況だが、シムド・レーシングは帝王カカ・ブエノのペアに、昨季限りでF1引退を表明したフェリペ・マッサを起用すると発表。今後も続々とドライバー発表が行われる見通しとなっている。
また、17年王者でWEC世界耐久選手権にも参戦したダニエル・セラは、引き続きチームメイトのマックス・ウィルソンとともにユーロファーマRCに残留。その他、フルタイム・スポーツ1のルーベンス・バリチェロやシェルVパワー・レーシングのリカルド・ゾンタ、アントニオ・ピッツォニアなど元F1ドライバーらが多数参戦する。
さらにネルソン・ピケJr.が、フルタイム・スポーツ2から初のストックカー・ブラジルへのフルシーズンエントリーを果たすことが決まっている。


