BTCC:ハンディ、2018年投入の新型『アルファロメオ・ジュリエッタ』を公開
一方、17年シーズンまでシボレー・クルーズを走らせてきたBTCノーリン・レーシングは、チーム・ダイナミクスとの契約締結により、昨年モデルのホンダ・シビック・タイプR(FK2型)を購入。18年からホンダ陣営にスイッチし、2台体制で参戦することを発表した。
ただし、クルーズをドライブしていた50歳のデイブ・ニューシャムは、シビックのステアリングを握ることなく17年限りでの現役引退を表明。同じくBTCノーリンに所属したクリス・スマイリーがエースに昇格し、もう1台のドライバーは近日中にアナウンスする、としている。
また同じくホンダ陣営でスタフォードシャーを拠点とするユーロテック・レーシングは、17年にドライバーズランキング6位と大躍進を遂げたジャック・ゴフの残留を発表。ゴフは6年目のBTCCシーズンを、慣れ親しんだマシンと環境で戦うこととなった。
「ユーロテックと2年目の契約を結び、ふたたびホンダ・シビック・タイプRがドライブできることを光栄に思うよ」と、満面の笑みで語ったゴフ。
とくに17年後半戦は3度のポールポジション獲得と、ポール・トゥ・フィニッシュでの勝利をマークするなど、スウィンドン・エンジニアリング製のTOCA共通エンジンを搭載するシビックで、印象的なスピードを披露した。
「同じマシン、同じチームで2年目のBTCCシリーズを戦うのは初めての経験になる。これは僕にとって大いにポジティブな要素だ。ユーロテックのメンバーとはすぐに馴染めたし、今では家族のような関係だから、2018年のチャレンジにすぐ集中できるだろう」
ユーロテックは昨季までチーム・ダイナミクスからエントリーしていたマット・シンプソンをTBL枠ごと迎え入れることも表明。
17年にゴフのチームメイトとしてステアリングを握っていたチーム代表のジェフ・スミスは、クロフト戦の多重クラッシュによる怪我が完治しておらず、18年は監督業に専念するとみられており、3台目のシートに座るドライバーはまだ未確定。こちらも今後数週間以内にはアナウンスされる見通しとなっている。