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 アンドレッティ・オートスポートからインディカー・シリーズに参戦することになった元F1ドライバーのアレクサンダー・ロッシは、フェニックス・インターナショナル・レースウェイで行われた合同テストを見学。初挑戦となるオーバルの走行に対しに、柔軟な心で対応したいと語っている。

 昨年マノ―からF1にデビューし5戦に出場したロッシ。今年もF1参戦を望んでいたが、マノ―のシート争いに敗れてしまった。しかし、インディカーの名門アンドレッティ・オートスポートがロッシを迎え入れ、インディカーに参戦することが急遽決定した。

 26日から行われているフェニックスでの合同テストを訪れたロッシは、走行を行わず、チームメイトやライバルたちの走りを見学した。

「オーバル走行にとても興奮しているよ。まったく新しい経験と新しい旅になるね。僕に何を期待しているかはわからないんだ。だから柔軟な心を持って臨みたいし、僕の周りのブライアン(ハータ)やマイケル(アンドレッティ)、3人のチームメイトたちの経験に頼りたいね」

「彼らはオーバルで多くの時間を走行し、とても成功を収めている。いいプラットフォームと頼りがいのある非常に賢い人たちを僕は持っているよ。同じF1ドライバーだったマックス(チルトン)が迅速に適応していることを示しているので、うまくいけば僕たちもできるだろう」とロッシ。

 ロッシは、合同テストでのチルトンのオーバル走行をハータと共に観察していたようだ。

「上に行って、コーナーへのさまざまなアプローチの違いを見ることは、とても興味深かったね。ビデオやピットレーンから見ると非常に似ていたけど、高い場所からだととても異なる視点でコーナーへのアプローチの違いを理解することができた」

「彼らがどのようにオペレートしているのか出来る限り学んでいこうとしている。僕がかつて走っていたものとは少し違うし、初めてレースカーに乗る前に、アイデアを持っておくことは良い事だよ」とコメント。

 ロッシは、来週セブリングで行われるテストでインディカー・マシンをデビューする予定だ。

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