
12日(日)午後1時19分、強い日差しの下で2マイルオーバルを200周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタート。最前列2番手からスタートを切ったマーティン・トゥルーエクス・Jr.が好ダッシュを決め首位に浮上。その後も首位を争ったが、46周目、周回遅れの車両と接触し、スピン。幸いにも壁への接触は無かったが、大きくポジションダウン。
これにより発生したイエローコーションからの再スタート直後、9番手スタートから序盤はトップ10圏内を走行していたカイル・ブッシュのエンジン部分から出火、カイル・ブッシュは早くもレースを終えることとなった。
中盤はピット戦略の違いで準位が大きく入れ替わったが、一時30位近くまでポジションを落としていたエドワーズと、序盤のスピンから追い上げてきたトゥルーエクス・Jr.が終盤にはトップ10圏内へ。
残り50周過ぎでの再スタートは、4ワイドの激しいバトルとなり、トップ10圏内につけていたハムリンは接触から行き場を失いポジションダウン。この接触での接触の影響もあったか、ハムリンは残り12周のストレートで突然左リアタイヤがバーストしスピン。レースを終えた。
このアクシデントでイエローコーションが出され、レースは残り7周で再スタート。4位につけていたエドワーズは再スタートでややポジションダウン、それでも不運に見舞われたトヨタ勢の中で最上位の6位でチェッカーを受けた。
次戦第16戦は6月26日(日)、米国西部カリフォルニア州ソノマのロードコース、ソノマ・レースウェイで行われる。

ドライバー カール・エドワーズ:
「最後に望んでいたコーションが発生したが、再スタートを失敗した。今日はタフなレースだったが、特に再スタートが厳しかった。レース中盤には大きく順位を落とし、もう駄目かと思ったが、チームが本当によくやってくれた。トップ15に入ることすら難しいかと思っていただけに、6位フィニッシュは良い結果だ」
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