今回のサンティアゴePrixより最低ピットタイムが廃止。ピットで時間を待つことなく、マシンを乗り換え各車ピットアウトしていく。

 上位陣も20周目終わりでそろってピットイン。テチータ2台はワンツー体制を崩さずピットアウト。ピケJr.、ブエミと続き、ローゼンクビストが5番手と大きくジャンプアップする。

ピットストップで大きく順位を上げたフェリックス・ローゼンクビスト

 後方スタートから上位に進出していたディ・グラッシだが、ピットアウト後のマシンにトラブル発生。コース上にストップし、ディフェンディングチャンピオンは今回もポイントを稼ぐことができずにレースを終えた。

 残り10周、ブエミはファンブーストを使いピケJr.に襲い掛かる。ターン3ではオーバーテイクできなかったが、ターン8で捉え3番手に。一方、ベルニュとロッテラーもテール・トゥ・ノーズで争い、ターン3でアウトから襲い掛かる。ベルニュがポジションをキープするも、ブエミも追いつき上位争いは混戦模様を呈す。

 31周目、再びブエミを交わそうとブレーキング勝負に挑んだピケJr.だったが曲がり切れずにポジションダウン。ロッテラーも同じターン3でコントロールミス。ベルニュに追突してしまうも、両マシンともに曲がり切りワンツー体制はキープする。

 ロッテラーはその後もトップを狙い続けるも、ベルニュが最後まで守り切り今季初優勝でランキングトップに浮上。2位にロッテラーが入り、フォーミュラE史上初のワン・ツー・フィニッシュを果たした。

 ブエミはバード、ローゼンクビストのアタックを守り切り、2戦連続の表彰台を獲得した。

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