更新日: 2018.02.07 15:47
豪州SC:大ベテランが自らの名を冠した『オートバーン・ラウンズ・レーシング』創設
17年シーズンの最終戦ニューキャッスルではリタイアに終わり、シリーズランキングでも10位に留まったラウンズは、トリプルエイトに所属して以降初めて、無勝利でシーズンを終えている。
「昨年の開幕戦アデレードでは、僕らのマシンに十分な速さと戦闘力がなかったのは事実だ」と振り返ったラウンズ。
「ワークショップのメンバーも、クルマが戻って来てからというもの24時間体制で休みなくマシンの改善を続けてくれた。その精神はこの新型モデルにも受け継がれている。開幕戦の現地に向かい、このクルマに乗ってどんなことができるか。その瞬間が今から待ち遠しいよ」
また、17年シーズンで実に7名のドライバーを走らせたルーカス・ダンブレル・モータースポーツ(LDM)は、新たに『23Red Racing』に改称。北米の工作機器メーカーのミルウォーキー・ツールズとスポンサー契約を結び、昨年までテクノ・オートスポーツに所属していた2016年バサースト1000勝者のウィル・デイビソンを起用すると発表した。
そのデイビソンが抜けたテクノのシートには、昨季までサポートカテゴリーのダンロップ・スーパー2にニッサン陣営から参戦していたジャック・ルブロークが昇格。
タイトル争いのフロントランナーとなったトップチームのDJRチーム・ペンスキー(シェルVパワー・レーシング)、トリプルエイト(RBRA)の都合5台は不動で、今季からウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッドに生まれ変わったHRTも、ジェームス・コートニー、スコット・パイのラインアップを維持する。
またトッド・ケリーが引退を決めたケリー・レーシング(ニッサン・モータースポーツ)は、既報の通りアンドレ・ハイムガートナーを起用。2018年のグリッドにはリッチー・スタナウェイ(ティックフォード・レーシング)、ジェームス・ゴールディン(ギャリー・ロジャース・モータースポーツ)、アントン・デ・パスカーレ(エレバス・モータースポーツ)、そしてスーパー2王者のトッド・ヘイゼルウッド(マット・ストーン・レーシング)の5名のルーキーが並ぶこととなる。