投稿日: 2016.07.07 12:14
更新日: 2016.07.07 14:28
更新日: 2016.07.07 14:28
熱狂度はオリンピック級!? 南米で人気のV8『ストックカー・ブラジル』とは
AUTOSPORTweb
開幕まであと1カ月にせまった五輪の熱気に負けず劣らず、南米では絶大な人気を集めるツーリングカー選手権シリーズが存在する。それがブラジルを中心に開催されている『ストックカー・ブラジル』だ。
”お隣の大陸”オーストラリアで人気のV8スーパーカー同様に、こちらも5.7リッターのV8を用いたワンメイク車両が使用されており、この約500馬力を発生するダッジ製のエンジンにXトラック製の6速ギヤボックスを組み合わせている。
フレームは専用の鋼管スペースフレームをベースにカーボン補強材を組み合わせた高剛性シャシーを安価な価格で製造する代わり、制御系はロガー類を含め電子制御デバイスを一部容認するなど独自のもの。FRPで架装されるボディは、現在プジョー407、シボレー・マリブの2車種(2種類)。ドアは上方跳ね上げ式のシザーズドアを採用する。タイヤは一時グッドイヤーに切り替えられた時期もあったが、1979年のシリーズ創設以来ピレリが供給を担当している。
1 2