チーム代表を務めるデビッド・バートラムは、「BTCCでタイトルを争った実力派ドライバーの復帰を歓迎し、その場として我々のチームを選んでくれたことを誇りに思う」と歓迎の言葉を述べた。

「彼はBTCCで過ごした4シーズンでいくつもの勝利を飾り、それと同じように昨年のブリティッシュGTでも素晴らしい仕事をしていた。キャリアのピークでBTCCを去る決断を下し、英気を養ったきたはずで、2016年に中断した仕事を再開する環境を、我々のマシンなら提供できるはずだ」

 またバートラムは、2018年に入ってからトム・チルトンのチームメイトとして長年モーターベースの顔としてエースを務めてきたマット・ジャクソンの残留を発表していたが、ここへきて一転。9年間在籍したチームの歴史の一部とも言えるジャクソンの離脱をアナウンスした。

 2017年シーズンもクロフト戦でチームで唯一の勝利を挙げ、ドライバーズランキング8位に入ったジャクソンだが、今後の去就は未発表のまま。

 これによりチーム・シュレッデド・ウィート・ウィズ・ギャラガーのフォード・フォーカスRSのシートはひとつ空席になったことも意味しており、チームは近日中にその代替ドライバーをアナウンスする、としている。

 その他にもシリーズには大きな動きがあり、2017年までの2シーズンをTCRインターナショナルのクラフト・バンブー・ルクオイルで過ごしたジェームス・ナッシュが久しぶりのBTCC復帰を表明。クリス・スマイリーのチームメイトとしてBTCノーリン・レーシングに加入する。

 チームはこれまで走らせてきたNGTC仕様の旧型シボレー・クルーズからマシンをスイッチし、今季から元チーム・ダイナミクスのFK2型ホンダ・シビック・タイプRを投入。ナッシュにとっても7年間過ごしたシリーズでの戦いを強力なマシンとともに再開することとなった。

一時は残留が発表されながら、急遽の離脱となったマット・ジャクソン(右)
17年はWTCCと並行してボクスホール・ワークスのマシンを走らせたトム・チルトンが加入。その僚友は追ってアナウンスされる
NGTCスペックのシボレー・クルーズを走らせたBTCノーリンは、チーム・ダイナミクス製のFK2型シビックにスイッチ

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