この新型レースカーは今後も開発作業の進行が予定されており、チーム・ダイナミクスにとってはシビック・ハッチバック、シビック・ツアラー、そしてFK2型タイプRに続く、NGTC規定で4代目のモデルとなる。

 ホンダUKのマネージングディレクターを務めるデビット・ホジェッツも「2018年はホンダにとっても記憶に残るシーズンとなるに違いない」と、新型マシンへの期待を口にした。

「ホンダ・シビック・タイプRはBTCCの歴史においてもっとも成功を収めたモデルの1台だ。このFK8型もその系譜を受け継ぐクルマで、こうして2018年仕様のレースカー・バージョンを見ることができ、本当にうれしい。新たなマシン、新たなドライバー・ペアリングとともに、ホンダとチームにとって記念すべきシーズンとなるに違いない」

 一方、今季からBTCC共通のスウィンドン・エンジニアリング製TOCAエンジンに代わり、ニール・ブラウンがチューンを担当したホンダのK20C1直噴ターボに換装することを発表したユーロテック・レーシングは、合わせて新スポンサーに“WIXフィルター”を迎え、新カラーリングとなったFK2型ホンダ・シビック・タイプRを公開した。

 チーム代表兼ドライバーを務めたジェフ・スミスがクラッシュによる怪我で欠場し、2017年中盤から息子のブレット・スミスを起用したユーロテック・レーシングは、そのチームメイトに昨年ポールポジションを連発したジャック・ゴフを残留させ、新規スポンサーの獲得も発表するなど、ホンダ系サテライトチームの第一人者として、さらなる体制強化を図った。

ユーロテック・レーシング・ホンダで2018年シーズンを戦うジャック・ゴフ(右)とブレット・スミス
昨季までのワインレッドとホワイト&ブルーのカラーリングから一新。黒基調にイエローの入った鮮烈なカラースキームとなった
2018年からニール・ブラウン・チューンのホンダのK20C1直噴ターボに換装する

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