その他、ベルギーに拠点を置く強豪チームのDGスポーツ・コンペティションも、WTCRシリーズ側から正式な参戦発表が行われ、2018年型にアップデートが施されたプジョー308TCRの2台体制でエントリー。
そのドライバーに、プジョー・スポールの開発ドライバーを務め、同チームで昨季のTCR世界統一戦、TCRヨーロピアン・トロフィーを制したオーレリアン・コンテと、23歳のスロバキア人、マット・オモラを起用することがアナウンスされた。
TCRベネルクス・シリーズではオペル・アストラTCRをドライブし、TCRインターナショナルやヨーロッパではプジョー308TCRの開発も担ってきた29歳のコンテは、新型となった308TCRのパフォーマンスとともに「2018年のWTCRシーズンに向け、以前のマシンとは格段に戦闘力の異なる強いマシンで挑めることは、本当に心強い」と、期待を語った。
「今月末にバルセロナで開催されるWTCRの公式テストまで判断を待つ価値はあると思うけど、それでもこの新型プジョー308TCRがライバルに比べても優位なパフォーマンスを持っているだろうと、僕は自信を持っているんだ。マラケシュが待ちきれない気分だよ」
また同時にDGスポーツ・コンペティションは、WTCC時代のシボレー・ワークスを3度の世界王者に導いた敏腕コンサルタント、エリック・ニーブを新たなチームマネージャーとして迎えることも発表している。


