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 自身もTCRインターナショナルにドライバーとして参戦した経歴を持ち、今季からロメオ・フェラーリのオペレーションマネージャーに就任したミケーラ・セルッティは、伝説のツーリングカー・ドライバーであるジョバナルディと、モルビデリのドライバーペアリングは「グリッド上でも最高レベルの布陣」だと自信をみせた。

「ファブリツィオとともに、ジャンニが我々のプログラムに参加してくれたことを心からうれしく思います。間違いなく彼らはシリーズのなかでもっともエキスパートで、経験豊富なふたりと言えるし、このことがまさに我々のマシンの可能性を実証するために必要なものだった」とセルッティ。

「ミュルザンヌ・レーシングにとっては1年ぶりのフルシーズンになるけれど、このような高いレベルのシリーズで競争力を発揮できるよう、ふたりの貢献と活躍に大いに期待しています」

 チームは合わせて技術部門の責任者に、かつてWTCCでジェームス・トンプソンの専属エンジニアを務めたマルコ・コロボーロを起用することも発表している。

 また、TCRインターナショナル時代のフォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRから今季アウディRS3 LMSの2台体制にスイッチし、TCR王者ジャン-カール・ベルネイとBTCCイギリス・ツーリングカー選手権を3度制したゴードン・シェドンを起用する名門チームWRTも、新たなマシンカラーリングをまとったマシンを公開すると同時に、2018年体制を発表。

 チームWRTは、TCRインター時代からのパートナーであるエナジードリンク・ブランド、レパード・ナチュラルからの支援を継続。さらにロシアの石油企業であるルクオイルと共同タイトルスポンサー契約を結び、新たにアウディスポーツ・レパード・ルクオイルとして参戦する。

 また、ベルネイ、シェドンがシーズンで使用するカーナンバーも発表され、TCR王者ベルネイが69、シェドンが52をチョイスしている。

これでミュルザンヌ・レーシングは、50代のイタリア人ベテランドライバーコンビで新生WTCRに挑むこととなった
体制発表を行ったチームWRTは、レパードに加えてルクオイルとのスポンサー契約を発表
ルクオイルのレッドと、レパードのターコイズに塗り分けられたアウディRS3 LMS

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