さらに9周目に入ったところで雨脚が強まり、スチュワードからウエット宣言が出されると、今後も天候が崩れるとの予報からレインへの交換を決断したマクローリン、SVGがピットへ。
これが運命の分かれ道となり、トラック上はトリッキーなコンディションながらドライ路面が残ったまま雨脚が弱まり、ギャンブルは不発。パイがなんとかマシンをコース上に留めてウインカップ、ニック・パーキャット(ブラッド・ジョーンズ・レーシング/ホールデン・コモドアZB)をコンマ2秒差で抑えきり、アンドレッティ・オートスポート、ユナイテッド・オートスポーツの新生ジョイントチームにうれしい初勝利をもたらした。
そして快晴の日曜開催となった11周のスプリント・レース4は、ポールポジションから出遅れたウインカップをかわして、エレバス・モータースポーツのデビッド・レイノルズ(ホールデン・コモドアZB)が、前日表彰台のパーキャットを抑えて今季初勝利をマーク。
しかし、レース中にビッグブレーキングのターン3ではそのレイノルズのチームメイトであるリー・ホールズワースらを含む4台のマシンが絡んだインシデントが発生し、その裁定が次戦4月6~8日のシモンズ・プレインでの週末に持ち越されるなど、波乱の結末に。
その要因となったのは、すでにターンインを開始していたウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッドのエース、ジェームス・コートニー(ホールデン・コモドアZB)のリヤバンパーに、ジェームス・ゴールディン(ギャリー・ロジャース・モータースポーツ/ホールデン・コモドアZB)がヒットしコートニーがスピン。
しかし、そのゴールディンをティム・ブランシャード(ブラッド・ジョーンズ・レーシング/ホールデン・コモドアZB)、アントン・デ・パスカーレ(エレバス・モータースポーツ/ホールデン・コモドアZB)の2台がプッシングしていたことが遠因と判断したスチュワードは「34号車ゴールディン、21号車ブランシャード、99号車デ・パスカーレ、そして25号車コートニーのインシデントに対し、審議を次戦に持ち越す」と発表。
また、このクラッシュを回避したニッサン・モータースポーツのリック・ケリー(ニッサン・アルティマ)と、当事者のコートニーがリタイアを喫している。


